2014/02/01

まちの魅力を多角的に伝える(関大)

学生主体のまちおこしや地域貢献の一つに、学生たちが足を使って店舗を取材して情報をまとめる観光マップづくりというものがあります。

今回、見つけた関西大学の総合情報学部の取り組みはまさにこれ。大阪府堺市の観光マップを学生たちがつくったようです。

以下、朝日新聞デジタルから。

若者よ、堺へ 関大生がマップ作製 
若者よ、堺へ――。女性に人気の高い「和スイーツ」や神社仏閣のパワースポットなど、堺市の魅力を発信する観光マップ「S-Mapi」を関西大学(吹田市)の学生が作った。スマートフォンで街歩きのお薦めルートを表示するなど、情報誌とデジタルマップの特性を併せ持つ若者目線のマップとなっている。(後略)

上の記事だけでは取り組みの詳細がわからなかったため、さらに情報収集したところ関大の情報誌「ブームスポーツ」のブログにも記事を見つけました。

このブログによると、観光マップに掲載されているQRコードにスマホをかざすと目的地までのルートや詳細情報が出てくるほか、「気まま」「まったり」「純・和風」「歴史・浪漫」の4つのルートから散策することもできるとのこと。これらスマホと連動した手法をマップに取り入れているのは、総合情報学部だからこそのように感じます。

ただマップをつくるだけなら、別に学生でなくてもいいわけです。しかし、今回のように学部の教育内容を活かしていると、学生がつくる意味がグッと出てきます。

そして、今回は情報系学部でしたが、つくる学部が変われば、切り口も変わるし、表現方法も変わる。すなわち、まちの見え方がガラリと変わるはずです。そのため、一つのまちを題材に、学部対抗で観光マップ選手権なんかやると、まちの魅力が多角的に見えておもしろそうです。

こういったイベントはまだ見たことがないので、きっと話題性があるし、学生たちが他学部を知るきっかけにもなるので、ぜひどこかの大学がチャレンジしてくれたらなぁ、なんて思ったりします。

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